会社の決算と確定申告が済みました。
【鹿児島税務署】
昨日はようやく有限会社の決算書作成を完了して、鹿児島税務署に出向き確定申告を行いました。
毎年自分で決算書作成と確定申告を行っていますが、決算書作成に延一週間は掛かっていますし、確定申告となると税務署・市役所・合同庁舎の梯子で、家内と二人で約半日掛りでした。税理士さんに頼んだ方が安上がりかもしれませんが、何でも自分で遣ってみたいと思って、慣れない会計簿記を勉強ながら毎年悪戦苦闘しています。
10年近く前から自分で役所を回って申告していて気付くのは、以前に比べて最近は役所の担当者の応対が大変丁寧に成って来たことです。解らないところも聞いてみると親切に教えてくれる担当者が多くなったと思います。以前はよく解らなくて書き込みが終わっていない申告書を持ち込んだら、「ちゃんと書き終わってから来て下さい!」等と迷惑そうな顔で突き返す人も居ましたが、昨日は、受付窓口で相談係りの担当者に繋いでくれて、適切なアドバイスで短時間で書き込みも終わりその場で提出する事が出来ました。
有限会社の決算申告が終わると、次は個人の確定申告が3月15日までの期限ですので、こちらも早めにまとめて、3月の第一週目には出せるように頑張りたいと思います。一昨年度は所得税を多少払いましたが、昨年度は不況の影響が大きく、微々たるものに成りそうです。果たして今期はどんな年になるのやら!。個人事業者の単年度決算の場合は、繰越処理が出来ないしどんなに今期の欠損が出ても以前に払った税金は返してもらえないので年度毎の真剣勝負です。
世界同時不況に陥った今、世界屈指の大企業も大型リストラや救済資金投入等で大波を乗り切ろうとしています。
もともと体力の弱い民間中小企業は勿論のこと、零細企業や個人事業者は、政府資金もあてに出来ませんし救済措置も殆ど有りませんので、氷河期の哺乳類の様に更なる環境対応の努力が必要になって来たと思います。大嵐の大海を小船で航海する船長の様に、幾重にも押し寄せる大波を注意深く観察して、その都度必死で立ち向かい乗り越えるしか有りません。
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