今回の全世界同時金融不安の煽りを受けて、流石のトヨタも赤字決算に下方修正したかと思ったら、この危機を乗り切る為の施策としてトップの入れ替えを決断し、トヨタグループの創業者・豊田佐吉のひ孫で、豊田章一郎・名誉会長(83)の長男の豊田章男副社長が社長に就任することに成った。そのことについて、先日も紹介したブログ
「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」の記事に、「トヨタの新しい使命とは?」という記述が大変感銘深かったので紹介したいと思います。
トヨタの新しい使命とは?
最近の輸出産業などの不振をみていて、つくづく思うのは、日本のお家芸だった、高付加価値のモノづくりが非常に不振だということです。世界中でモノが売れないということが、今回のトヨタや、ソニーの大不振の原因になっているわけですが、今後日本国内の内需拡大も期待できることから、当面モノづくりを全くやめる必要はないとは思いますが、モノづくり分野以外のことをしなけばいけないことは間違いのないことだと思います。
特に、上記でいうモノづくりといつた場合、最終消費者向けのモノづくりがほとんどだったと思います。今後は、モノ以外さらには、最終消費者向け以外のモノをつくるということが重要になってくると思います。
そうすると、「自動車を通じて豊かな社会づくり」に貢献することを基本理念からみえているものが、あると思います。それは、たとえば、航空宇宙産業に関わることであったり、自動車という一つの製品を一つの部品のような考えた、交通システムや運輸システムのようなものです。今までとは、全く異なった社会基盤やシステムを形成するというものです。
それこそ、映画「マイノリティー・レポート」にも出てきたような、車でありながら、公共交通のようなものでもある乗り物の開拓なども良いかもしれません。街中では、電車のようにリニア・モーター・カーのように走り運転もしないですむが、郊外に行くと車としても単体で走れるような車とか。しかも、街中では、いままでだと全く個人の思いつきで走っていたのが、全体の経済合理性にもとづいた運用ができるようになっているとか。
これを実現するために、月々街中の運用のための使用料を個々の顧客から聴取し、全体の都合に合わせると使用量が安くなり、個人の都合を優先すると使用量が高くなるなどの運用システムを構築し、全体としてエネルギーを効率を飛躍的に高めながらも、個人の考えをも反映できるようなシステムを構築するなどです。エコ・カーを個人個人で活用するよりも、もっと全体のことを考慮して、はるかにエネルギー効率を良くするシステムを構築するのです。今までだと、スーパーに買い物にいくのも、消費者の好きな時間に行って帰ってくるとか、頻度も消費者まかせでしたが、全体の都合を考え、少しずらしただけで交通渋滞や無駄を省くことが出来ると思います。
これは、単にに素人の私が思いついただけのものですが、トヨタの素晴らしい頭脳を結集すれば、もっと素晴らしいものも開発できるでしょう。考えてみれば、私たちの車社会は、相当昔から変化していません、今こそ変化をするチャンスなのかもしれません。
また、こうしたシステムだと受注してから完成するまで、かなり時間がかかるものですから、当面の利益をあげるために、宇宙で乗り物を開発するだとか、ナノテクノロジーにより、人体の中をマイクロマシンが運行するシステムをつくるなどいろいろ考えられると思います。
いずれにせよ、今までのように車だけを作り続ける、性能の良い車、燃費の良い車、エコカーなど作り続けるだけでは、おそらく現在のビッグスリーのようになってしまうと思います。抜本的な改革が必要であり、そのためにはトヨタの使命そのものを考え直さなければならない時だと思います。そうして、トヨタならきっとやってくれると思います。そうして、先進国の自動車メーカーの模範になっていただきたいものです。
---以上
「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」 より---
2008年12月24日 豊田章男氏の社長昇格濃厚 トヨタ、14年ぶり「大政奉還」-トヨタの新しい使命とは?
全文はこちらから ⇒
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/12/blog-post_24.html
本格的な不況は、国内でも来年の4月頃から訪れると予想されていますが、来るなら来いと腹をくくって立ち向かう事で必ず打開の糸口が見えてくる筈です。じっとしていれば又春が来ると言うような楽観は出来ませんが、決して悲観的になる事は何も無いと思います。
日本人は歴史的にも、これまでに何度も何度も
ピンチをチャンスに変えて発展してきました。
今回の事(世界金融不安と国内の政治経済システムの不具合等)も、そんな重大な局面だと思います。
まさに今!、何をするべきかと考え抜いて行動したものが、新しいチャンスを掴むと思います。 <風>
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