2006年10月24日

牟礼岡の棈木川(「木偏に青」と書くのが本来の文字です)


●牟礼岡団地の裏山には、標高557mの牟礼岡から流れ出す、棈木川(あべのきがわ?)の源流がある。棈木川は島津の森の谷合に湧き出し、急勾配の小さな渓谷を形成しながら流れ落ちている。倉谷の(株)新日本科学の駐車場が見えるあたりまで下ると、流れはかなり緩やかになり、三角形の田んぼが両側に並び始めたところでは、すっかり小川の景色に変わって行く。
暫らく行くと、山添の民家の横や山間ながら、大きく開けた水田地帯の真中を抜けて、九州自動車道路のガード下をくぐり、稲荷川上流に合流する。(コラム「島津の森」でも紹介)
今日は、棈木川の上流から下流へと順番にのんびりと歩いてみた。(平成17年5月吉日)

●牟礼岡団地から島津ゴルフ場の方向に約1キロmほど行くと、「(旧)島津の森公園」が有る。(「(旧)島津の森公園」と書いたのは、現在はもう閉館しているのだが、平成の始め頃までは島津興業が管理する公園があり、入場料を払って入ると売店や資料館や運動広場や、夏場には竹林の中の渓流で、そうめん流しが有ったりと、結構家族そろって楽しめたものでした。現在では、山林管理の事務所が有るだけで一般開放はしていません。)その手前から左に折れて下る道が有り、その道沿いに棈木川渓流が始まっているのです。道路は道幅4mはある舗装道路で、本名方面への抜け道として、地元の人間ならば良く知っているのだが、道に迷って初めて入り込んだ人にとっては、どこに通じているのか不安になって、引返そうと思うかもしれない。そんな心細い気持ちに成り掛ける頃に、「普通河川・棈木川(木偏に青と書くのが本来の文字です)」と書いた杭の標識が立っていた。ここいらからは、道は雑木の森の中へと潜り込んでいった。

続きは、ホームページにて ⇒ http://sanshin-home.jp/sanshin/abeki-kawa.htm  

Posted by murekaze at 09:21鹿児島の川