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Posted by チェスト at

2013年01月29日

今日は加世田に行った帰りに、稚児の滝を見学しました


「稚児の滝」

稚児の滝は、谷山インターを下りて錫山街道を加世田方面に向かう山中で、鹿児島市と日置市の堺の辺りから左に入る脇道に、ちごの滝村という看板が有ったのでそこを左折して、川辺方面に谷間の細道を南下すると、山間の少し開けたところにその「稚児の滝」が有りました。周りには民家が2軒と炭焼小屋と、公民館の様な建物有るだけの閑静な場所です。それでも、谷間の地形に合わせて小さな棚田や段々畑が幾つか作られていました。



稚児の滝という名前のとおりに、小さな滝だから稚児の滝というのかと思っていたら、看板にその名前の由来も書いてありました。帰ってから、その由来についてネットでも調べてみました。すると面白い昔話が有りました。
以下は、その写です。

「鹿児島の旅と伝説」 http://sannennetarou.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/10/post_38db.html より
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むかし、この滝のそばに、隆国寺という小さな山寺がありました。寺には和尚さんと小僧と稚児の3人が住んでいました。


稚児は明るく素直で、正直であったため和尚さんから大変かわいがられていました。

和尚さんが稚児ばかり可愛がるので、小僧さんは面白くありません。


 ある日小僧さんは、和尚さんがニワトリが卵を産むのを楽しみにしていることに気づきました。その卵を盗み出して、それを稚児にかぶせようと考え付いたのでした。


 小僧さんは何日も卵を盗んでは、自分だけおいしく食べていました。

 そして和尚さんに、稚児が卵を朝早く起きては卵をおいしそうに食べていたと、嘘をついたのでした。


 和尚さんに叱られた稚児は、ある晩、ニワトリを抱いて滝つぼへ身を投げてしまいました。前の晩から大雨が降っていましたので、川の水はいつもの倍にも増しており、滝つぼは、ごうごうと激しい音を立てていました。


 あくる朝、稚児のいないことに気づいた和尚さんは、小僧さんと寺じゅうを探し回りましたが、見当たりません。ある村人が滝つぼの底の方に、稚児とそっくりな仏像を見つけました。


 仏像は、寺のほうを向いてじっと立っていました。小僧さんは、本当のことを和尚さんに伝えました。みんなが、「心の優しい、正直な稚児にすまないことをした」と悲しみました。


 それから、村の人々はこの滝のことを「稚児の滝」と呼ぶようになったそうです。
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滝を眺める広場には、「ちごの滝村交流館」という小さな小屋が建っていました。
鍵も空いていて、誰でも見れるようになっていたので中に入ってみました。



薪ストーブやお茶の道具も有り、綺麗に掃除もされていたので、写真や資料を見てから少し休んでから帰途に付きました。
  


Posted by murekaze at 18:36鹿児島のスポット

2013年01月29日

1月28日は、南さつま市坊津町に物件取材に行きました。


写真は、坊津町坊の歴史資料館前の展望台より

昨日の午後は、物件の取材で坊津まで行ってきました。朝からとても寒い日でしたが天気も良くて、さすが南国の枕崎市や南さつま市坊津町は温暖な気候でした。開聞岳もくっきりと見えて、最高のドライブ日和でした。



こちらは、枕崎市との堺に近い国道より開聞岳を展望。  


Posted by murekaze at 17:37鹿児島のスポット

2013年01月29日

26日は、「広岡達朗先生」の野球教室IN種子島でした。


H25・1・26、野球の神様「広岡達朗先生」野球教室IN種子島

1月26日は、、「広岡達朗先生」の野球教室IN種子島でした。当日は、種子島の市民体育館で取材をしながら、講師の広岡達朗先生の話を聞いていましたが、野球を通じて人生に繋がるような奥深い話に何度も共感しました。広岡達朗先生、御年80歳ですが実技を教えるステップも軽やかで、ますますお元気そうです。そのお人柄は子供たちを教えるやさしい心の中に、野球のプロで生きることの厳しさや人生に対する厳しさも有り、大先輩という風格がにじみ出ていました。

難しいことでも何度も練習することで、自分の体で覚え込むことがプロとしての技術を身につける事に繋がるという教えを、実際の体験者から学んだような気がします。このことは、スポーツに限らずどんな職業にも言えることで、自ら学び、努力を怠らず、どんな時にも工夫発案を忘れづに自分で道を切り開く事を教えることこそ、その人間の素養を生かし大きく花開かせる事に繋がるということです。

大阪の市立高校では体罰による自殺問題が起こってしまいましたが、スポーツでも勉強でも、決して強制や体罰で本当の実力が身に付くものでは無いことを、指導者や保護者もハッキリと認識する必要が有ると思いました。





  


Posted by murekaze at 17:03日記